社員インタビュー #3

大型プロジェクトの責任者として会社の
新しい可能性を開拓。社会貢献性の高さも当社の自慢。

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業務管理グループ 課長

田中 社員

普通科卒/2013年キャリア入社

Q1

Q1

この会社に入社した理由を教えてください

以前は新潟県内の半導体製造工場で、26年にわたって製造や製品開発、さらには海外工場での技術支援などに取り組んでいました。しかしながら、会社の業績が悪化してしまったことから早期退職を決意。転職するにあたって地元の妙高市周辺に根付いた企業を探したところ、上越エネルギーサービスの募集を発見しました。実は小学生時代、当社の水力発電所の近くに釣りに出かけて遊んでいたり、高校生のときには資材運搬のアルバイトで施設に出入りしたことがあるなど、何かと縁のある会社ではありました。全くの異業種で未経験だったものの、非常に身近に思えた存在だったことからチャレンジを決意しました。小規模とはいえ確かなインフラを持つ会社ですから、給与や福利厚生など条件も整っていた点も心魅かれたポイントです。

Q2

Q2

現在はどのような仕事に取り組んでいますか?

業務管理グループでは、経理や庶務、対外交渉、安全衛生など多岐にわたる業務を通して、現場で活躍する社員たちの業務を陰ながらバックアップしています。普段は本社のオフィスにいますが、年1回の全停電作業では各発電所に出かけて作業を手伝うことも。もともとは技術畑出身ですし、研修も受けてきたので事務方の私も対応できています。そうした業務の中で今、もっともウエイトが大きいのが、発電能力を増強する新プロジェクトの運営です。現在、1970年に運転開始した古い設備を取り壊した上で、2台のガスエンジンを導入しようとしており、社長からマネージャー役を任命された私が、さまざまな調整に奔走しています。振り返ると6年前には水力発電所の更新というビッグプロジェクトが進んでいましたが、当時は手伝い程度でしか関与していなかっただけに、今、責任者の肩書の重みを初めて感じながら仕事し続けています。

Q3

Q3

印象に残っている案件は?

全ての責任者である私は、社内外の関係者との折衝を非常に多く繰り返しています。例えば、今回、ガスエンジンを設置する場所は本社社屋も借地している日本曹達株式会社の敷地内なのですが、今回の工事では大量の資材が必要になってくるので、仮設置き場を新たに借りる必要があり、工事開始前にはその交渉にかなりの時間を要しました。また、ガスエンジン発電には水が必要になるので、調達する方法にも頭を悩ませられていますし、そもそも導入する設備はかなりの高額だけに価格交渉にも苦戦しています。
それでも現場と密に連絡を取り、状況を先回りして捉えながら、よりよい決断をスピーディに進めていくのを意識しています。幸いにも工事現場は本社の横にありますので、こまめに状況を確認しやすいのがありがたい点です。私も時折、現場の進捗確認のために顔を出しますが、そのたびに部下と何気ない雑談を交わすようにしています。抱えている不安がないか、言葉の端々から察知して、少しでも先回りをして対応することが、円滑なプロジェクト運営につながっていくと思っています。

Q4

この仕事のやりがいはどこに感じていますか?

当社が発電した電気の一部は、親会社を通して一般市場に送り出されます。社員が一致団結して各設備を安定稼働させることで、地域の電気供給に貢献を果たせるのが何よりのやりがいだと思っています。また、危険が伴う仕事ではありますので、大きな災害もなく無事に1年間が終わったときは、いつもホッとした気持ちに包まれます。
ちなみに社会の一員としての責務を果たすべく、水力発電所の小学生向け見学会の開催、ニジマスやヤマナなどの成魚放流活動など行っています。事業を通して地域貢献できるのは、地元で生まれ育った自分としてはやりがいに感じる要素の一つです。
今後、進めているプロジェクトが終了して発電設備が完成すれば、安定稼働のためにより多くの人材が必要になってきます。後に続く多くの若い力を募り、技術を伝承していくところにも注力していきたいですね。

Q5

求職者へのメッセージをお願いします。

周囲の社員たちを見ていると、全くの異業種の出身者、無関係の学部学科出身者が数多く活躍しています。それでもこの道のプロとして十分に活躍していますので、さまざまな方に興味を持ってほしいですね。ベテラン技術者が丁寧に教える体制も整っていますし、資格取得も徹底サポート。実際、受験費用や交通費を支給するほか、合格後は一時金も振り込まれます。不安を感じることなく、技術者としての道に向かって走り続けられるはずです。
社内制度としては男性の育児休業取得の実績もありますし、有給休暇取得率も80%を超えています。直近では持株制度もスタートして、福利厚生面の充実化もさらに進みました。生活面でも安心の環境だと自負しています。

1日の働き方

1日の働き方
8:00 始業。グループ内と会社全体の当日業務を確認する。
8:10 デスクに戻ってメールチェック。グループ会社の通達・報告も確認する。
8:30 進行中のプロジェクトに関する会議を開催して情報共有。
9:00 社内定例打合せ。社長ら経営陣との意思疎通を行う。
10:00 報告資料作成、報告データまとめ。
12:00 昼食。
13:00 稟議申請の内容確認、売上げ等の集計。
16:00 夕方のミーティングで、遅番の社員に今日の運転状況を報告する。
16:30 グループメンバーの当日及び翌日の業務内容確認。
17:30 退社。

プライベート

プライベート

昔からモータースポーツが好きで、特にWRCのテレビ観戦にハマっています。かつてはレース場の一般開放イベントに参加し、愛車でコースを走ったこともあります。冬場はスキーを楽しんでおり、今年は14~15回ほど出かけました。近いスキー場なら会社からクルマで15分、妙高高原にも30分ほどですので、スキーヤーには素晴らしい立地だと思います。

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