社員インタビュー #2
発電所を守り抜き新規設備も立ち上げる。
挑戦できるフィールドが広がる。
保全グループ
岡田 社員
機械科卒/2021年キャリア入社
Q1
この会社に入社した理由を教えてください
高校を卒業してからは約17年にわたって、新潟県にある企業でプラントエンジニアとして働いていました。全国各地に出向いての作業でしたので、どうしても家を空ける時期が長くなってしまい、いつしか新潟で腰を据えて仕事したいとの思いが沸き上がってきたのが、転職を考えたきっかけです。上越市近辺でプラント会社を探していくと、目に留まったのが上越エネルギーサービスでした。実はその昔、実家が当社の水力発電所の近くにあり、子どもの頃からその名は知っていました。「どんな会社なのだろう?」との好奇心から応募してみると、修理やメンテナンス、工事などを外注せず、可能な限り内製化している点に共感しました。1から10まで何でもトライできる環境は、プラントエンジニアとして多角的な経験を積んできた自分に合っていると思い、入社を決意しました。
Q2
現在はどのような仕事に取り組んでいますか?
保全グループでは3カ所の水力発電所に加え、2台の火力発電所用ガスエンジンの保全管理業務を手掛けており、トラブル発生時には私たちが真っ先に現地に駆けつけ、早期復旧を目指します。トラブルの状況は毎回異なるため、対応にはいつも悪戦苦闘させられてばかり。中でも頻繁に起きるのが落雷による被害です。当社の場合、発電設備のみならず、自営の送電線を有しているだけに、落雷を受けることが多いですし、いち早く復旧しなくては地域にエネルギーを供給できないだけに、責任の重さをひしひしと感じています。難しい問題に直面したとしても、途方に暮れているだけでは何も解決しませんから、現場で対応していくうちに、自ら考えて行動しながら試行錯誤する習慣がおのずと身に付きました。基本的にはペアを組んで復旧にあたりますし、本社でサポートしてくれるメンバーもいますので、チームの支えが受けられるというのは心強い限りです。
Q3
印象に残っている案件は?
現在、古くなった設備を撤去した上で、新たに2台のガスエンジンを増設するプロジェクトが進んでいます。保全グループのメンバー全員が建設と撤去に取り組んでいますが、私は撤去に関しては副担当、建設に関しては配管や建屋のレイアウトなどに関して主担当をしています。目下のところは撤去を進めつつ、建設の計画を練り上げている真っ只中で、予算に制限のある中で最善を尽くすにはどうするべきか、メンバーたちと議論を重ねています。少数精鋭の組織だけに、キャリアが浅くとも本人次第でさまざまな仕事にチャレンジできるのが当社の良さ。自分の思いや考えを反映できる裁量権の大きさが、仕事をしていく上でのモチベーションにつながっています。
Q4
この仕事のやりがいはどこに感じていますか?
当社の水力発電所の一つは、関川水系矢代川の標高900mから取水しています。現地に訪れるときはほとんど“登山”となりますが、自然豊かな環境で働けるというのはこの仕事の醍醐味のひとつだと思っています。水力発電所は自然が相手だけに、季節や天候を考慮した動きが欠かせません。風の強い日などには取水口に落ち葉が貯まってしまい、発電にも影響が出てしまうことも。先回りをして対処した結果、安定して発電量が増えているのを見るのがやりがいにつながっています。当社の設備は先人たちが100年以上の時間をかけ、途方もない努力を重ねて築き上げてきました。発電所の中には当時のままの設備も多く残っています。建設当時、おそらく手作業で築き上げたであろう石積みの取水設備などを見ると、「よく作ったな」と感心させられます。これから先も安定した操業を重ね、次世代に発電所を引き継いでいけるように確かな保守点検を進めていく所存です。100年後も同じ設備で発電できるように頑張りたいですね。
Q5
求職者へのメッセージをお願いします。
私と同じようにプラントエンジニアリングの経験がある人にとっては、即戦力で働ける職場環境が広がっています。ましてや現在、新しく発電プラントを作っていますので、よりいっそう溶け込みやすいのではないでしょうか? 一方で機械や電気、土木、建築などの素養があれば、まったくの異ジャンルからでも成長できるはずです。文系出身でも本人次第では問題ないかもしれません。やさしい先輩たちが手取り足取り教えてくれるので、ヤル気と行動力だけを携えて入社してほしいですね。
1日の働き方
8:00 | 出社後、朝礼からスタート。各設備の状況を細かく確認。 |
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8:10 | パソコンの前でメールチェック、スケジュールチェック。 |
8:30 | 設備の点検、メンテナンス、修繕、調査へ。 近場の発電所なら車で30分ほどの距離。 |
12:00 | 昼食。 |
13:00 | オフィスに戻ってデスクワーク。 設備増強プロジェクトの工事計画、検討、資料作成などを行う。 |
16:00 | 夕礼。1日の設備の情報を全員で共有。 |
16:10 | 明日の作業の事前準備を進めておく。 |
16:30 | 退社。残業する場合、遅くなっても2時間以内には必ず終わらせている。 |
プライベート
休日はマイホームの芝刈りをしていることが多いですね。
2人の子どもが遊べるように敷き詰めたのですが、大きくなった今はあまり見向きしてくれなくなっています(笑)
子どもたちは今、スポーツクラブでの活動に熱中しており、応援兼送迎に出かける週末も増えました。長めに休みが取れる会社でもありますので、家族旅行に出かけることも多く、これまでには北海道や宮古島などで、のんびりと過ごしました。