社員インタビュー #1

大自然を活用する水力発電所を自分の手で支え抜く。
やりがいと責任の大きな仕事。

mv

運転グループ

金井 社員

工学部電気電子学科卒/2023年キャリア入社

Q1

Q1

この会社に入社した理由を教えてください

前職ではある電子部品工場の設備管理に携わっていました。トラブルが発生すると夜間や土日を問わずに対応せねばならず、自分の時間を取りにくいのが悩みの種でした。そこで、ワークライフバランスのいい職場で働こうと、地元に近い上越市周辺の企業を探していくと、上越エネルギーサービスの募集を発見しました。私自身、電気系学科出身ながらも、大学時代の専攻は弱電でしたので、正直、発電に関しては知らないことばかりでした。しかし、選考中に発電所を見学したとき、スケールの大きな設備を間近にして興味が大きく膨らんでいきました。何よりも生まれ故郷の新潟県に、発電を通して貢献できる点に心魅かれるものがあり、当社で頑張っていきたいとの気持ちが強まりました。

Q2

Q2

現在はどのような仕事に取り組んでいますか?

運転グループでは水力・火力を問わず、すべての発電設備の運転管理に携わっています。基本的には本社に常駐しており、遠隔監視システムを活用しながら各設備の運転状況をリモートでチェックしています。数値や映像などを通して異常をキャッチしたら、保全グループの社員に連絡を取って不具合を改善してもらう流れです。発電に関してわからないことばかりでしたが、面倒見のいい先輩がそろっているおかげで、その場で疑問点を一つひとつ質問しながら知識を増やしていきました。また、定期的に現地のパトロールにも出かけていますので、設備の稼働状況を自分の目でリアルに確認していく経験も、視野を広げる貴重な機会となっています。

Q3

Q3

印象に残っている案件は?

水力発電所の場合、季節による水量の変化により、設備の状況は大きく変貌します。例えば、上越市という土地柄、冬の終わりから春にかけては雪解け水の影響で水量が増えるので、あらかじめ対応策を練り上げていかねばなりません。夏場のゲリラ豪雨後には取水口の土砂が増え、トラブルにつながってしまうことも。その一方で、水量が減る時期にも気を配るべきことが多々あります。入社直後、水量が少ないのに発電機の出力を変更しなかった際に、先輩から「設備の故障の原因となる」と聞いて肝を冷やした経験があって。以来、季節や天候の変化にはいっそう敏感になりました。ちなみに、データ上通常とは異なる値を発見したときに、一人で対応を判断することはありません。グループ内外のメンバーと情報を共有し、膝を突き合わせて対応策を練り上げることで、初めて適切な対応策を導き出すことができるのです。

Q4

この仕事のやりがいはどこに感じていますか?

水力発電・火力発電設備にかかわる仕事は、世の中にそれほど多くは存在しません。それだけに入社以来、新しい学びの連続でしたが、おかげで自分の視野が広がっていくというのが面白みにつながっています。また、当社が作った電気は地域社会にとって欠かせないエネルギーとして活用されるだけに、責任の大きさをひしひしと感じると同時に、影響力の大きい仕事を任されているのも仕事をしていく上でのモチベーションとなっています。転職して日が浅い私は、設備に関しての理解はまだまだと言わざるを得ません。目の前の作業を効率よく進めていくためにも、設備への理解をいっそう深めていきたいと思っています。入社1年目で山間部の発電所での連絡に欠かせない無線資格を取得しましたが、今後はボイラー関連の資格も取得したいと考えています。会社が資格取得費用を援助してくれるため、積極的に制度を活用して自己研鑽に励むつもりです。

Q5

求職者へのメッセージをお願いします。

私自身もそうでしたが、発電設備に触れた経験がないまま入社する社員が大多数を占めています。先輩のみなさんのキメ細かなサポートによって、経験ゼロの私もしっかりと歩み続けることができました。少しでも発電設備に興味のある方は、経験の有無を問わずに幅広くチャレンジしてほしいですね。一度、当社の発電設備を見学してみてください。そのスケール感には圧倒されるでしょうし、巨大施設を自分の手で支えていくことへのワクワク感が芽生えるはずです。一つだけ条件を付けるとすれば、絶対に止まっていけない設備である以上、計画通りに作業を進め、継続してコツコツ進めていくという姿勢だけは持ち合わせて入社してほしいですね。

1日の働き方

1日の働き方
8:00 始業。夜勤からの引継ぎ、メールチェックなど行う。
8:30 点検表を記入し、これからの業務の予定をチェック。
9:00 水力・火力発電設備すべての運転状況の確認、設備の運転管理を実施。
12:00 昼食。
13:00 午前に引き続き設備の運転管理を行う。
16:00 夕方のミーティングで、遅番の社員に今日の運転状況を報告する。
16:10 退社。残業がなければこの時間には業務終了できるので、自分の時間も取りやすい。

プライベート

インドア派なので、休日は家でテレビを鑑賞しながらのんびり過ごしています。
24時間交代勤務ですが、夜勤の後は必ず休日になるので、身体を休める時間もしっかりと確保できています。上越市はスキー場が近く、私もよく楽しんでいました。今も趣味にしている社員も少なくないようですよ。

インタビュー一覧に戻る